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【Photoshopイラストメイキング】キラキラの星が降ってくる星空の絵「星の降る日」

投稿日:2018年6月21日 更新日:

この記事では、上画像イラストのメイキングについて書いています。
制作ソフトはPhotoshopです。

作者である私のその時々の制作意図や、考えをつづりながら
制作の工程を記録として残していきたいと思っています。

興味を持っていただけたら是非読んでみてください。

 

<作業工程動画>

 

niconico.ver コメント以外同じです。

 

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イラストのラフを描く、前回の反省点から

 

前回のイラスト
【メイキング】雲の中から大型戦艦が現れるイラスト「雲の中から」
の反省から今回のイラストはテーマに対して
ストレートに表現することを課題にしました。

 

これは前回のイラストが描いていくうちに
テーマがぶれてしまい、
印象が弱くなってしまったと考えられたためです。

 

今回のテーマはカラーを推移させる、
キラキラさなど目を引くものを表現することにしました。

文字を消して、パースを設定しました。

この時点でのイメージですでに
星が降ってくるイラストにしようと決めています。

星のキラキラを表現していこうとしています。

ラフイラストの上からグラデーションツールで
背景色を赤から青に推移するようにしました。

 

そのままでは味気ないのでこのグラデーションを元に
スポイトツールで色を拾い、

Photoshopの混色ブラシで色を混ぜながら
指先ツールでボカしてなじませながら背景を作っていきました。

出来た背景が夕焼け空に思えたので簡単な街並みと
ラフイラストにあった雲を追加します。

 

あまり正確なパースにせず、継ぎはぎ
のようにイラストを組み立てています。

これは現実世界とは違った、ちょっと違和感が
あるようににしたかったからです。

 

イメージをつかむため、
星も簡単ですがとりあえず置いてみます。

 

この時点で上の領域から下の領域へ目が動きすぎる
と感じたため、トリミングツールで
思い切ってイラスト上部を切ることにしました。

 

星の配置、要素を増やしていきました。

奥の雲を描いて、奥行き方向の
距離感を出していくことにしています。

 

雲は一度描きこんでみましたが、
メインは星になるのでやめ、簡単に済ませることにします。

星をメインに明るく表現していきたいため、
そのベースになる空の明るさを
星との対比を考慮して暗くします。

 

一度新規キャンバスを開き、下のようなものを描きます。

これをPhotoshopのツールバーから
「編集」→「ブラシの定義」でカスタムブラシを作り
「ブラシの設定」をしてイラスト全体に
ランダムにシズクのようなものを散布できるブラシを作ります。

 

よく雨を描くときに使う方法です、
今回は光が降り注ぐ表現に使います。

 

これを奥の方から4つのレイヤー
最奥手前最前面と分け配置しました。

 

最前面に向かうほどパースがきつくなっています。

 

最前面まで配置しました。

 

背景を書き加える

背景が雲でぱっきり別れ過ぎていたため
背景の赤い領域を広げていきます。

 

最初に背景を塗った方法と同様に、
混色ブラシを用いて、指先ブラシ
でなじませながら広げました。

調整レイヤ―のカラーバランスを使い、雲より下の領域を
赤寄りにしました。

 

星を描く

 

メインの星を描いていきます。
どんな形が良いか、ラフに描いてみながら進めています。

 

 

星の形は金平糖のような形で、
大きな星の周りには星屑を描き

これを軌道に乗せキラキラしたものが
落ちてくる感じにしました。

 

 

イメージが決まったら形を確定させます。

 

金平糖のような形をしっかり見せたかったので
星の形をハードブラシで作り、

「編集」→「ブラシを定義」でカスタムブラシを作成、
それをスタンプのように使い、
ラフで決めた位置にスタンプしていきます。

 

 

確定させた星を今回はレイヤースタイルの
カラーオーバーレイで白にしています。

 

その上からエアブラシで光と星屑の表現します。

レイヤーモードは「覆い焼き加算」
青寄りの光にしたいので、青を使います。

 

左手前からの雲が直線で並んでいて
不自然だったので、これを崩しました。

最後に各部を描きこんで終わりです。

 

作業を終えて

イラストのテーマであった
カラーの推移とキラキラ感は、これまでのイラストに比べ
よりコントロールして描くことができました。

今後さらに繊細かつ大胆に
(いろいろな人の絵をよく観察していると、やはりこの両立が大事だと思います)
コントロールをしていきたいと思っています。

 

今回のイラストで気になった点は背景の生っぽさ
これは全体に一律で彩度を上げてしまったためではないか
と考えています。

 

色相の本を参照すると、様々な色の対比が紹介されています。
彩度対比という対比もあり、このコントロールはまだまだ
下手なのだと思います。

 

色に関してコントロールしていくのは大変だが
基本の明度・彩度・色相をもう一度
見直し絵をもっと深みのあるものにしていこう!

 

ここまでお読みいただき有難うございました。

 

●今回使用している制作ソフトの公式ページ↓

メインのペイントソフト→Photoshop CC

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